1997-10-01 第141回国会 衆議院 本会議 第2号
すなわち、国民の政治不信の解消、政治のリーダーシップの確立と公正透明な行政の確保などの政治的安全保障、景気回復と経済再建、国民の雇用確保と生活の安定、中小企業の活性化などの経済的安全保障、災害や凶悪事件等に対応した危機管理体制の確立、福祉のナショナルミニマムの確保、教育改革などの社会的安全保障、国連改革とその機能強化、国連の平和維持活動の積極的貢献などの国際的安全保障の四つであります。
すなわち、国民の政治不信の解消、政治のリーダーシップの確立と公正透明な行政の確保などの政治的安全保障、景気回復と経済再建、国民の雇用確保と生活の安定、中小企業の活性化などの経済的安全保障、災害や凶悪事件等に対応した危機管理体制の確立、福祉のナショナルミニマムの確保、教育改革などの社会的安全保障、国連改革とその機能強化、国連の平和維持活動の積極的貢献などの国際的安全保障の四つであります。
もう一つは、社会的安全保障の方に転換してきました。麻薬問題、エイズ、テロリズムなど社会的な安全保障の面が重視されてきました。 北東アジアにそのまま残る緊張及び二つの安全保障概念のシフトという安全保障環境の変化は、皆様が御存じのとおりだと思いますが、日本は冷戦が終わっても、北東アジアの緊張、または安全保障の転換、そのシフトに大きく影響を受けている国と私は見ております。
英語を申し上げてはなはだ恐縮でございますが、小柳さん、セキュリティということばがございまして、セキュリティというのは安全保障ということばだと思いますが、今日は、セキュリティということは軍事的安全保障ではなしに、社会的安全保障、ソーシャル・セキュリティ、つまり社会福祉、社会福祉のことのように方々で使われてまいっておりますので、そういう意味からも、私ども、ここにおります諸君とともにセキュリティを担当し、